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北朝鮮2メートルFWに日本DF陣ボロボロ 槙野「競り負けた」

[ 2015年8月3日 05:30 ]

<北朝鮮・日本>後半43分、長身のパク・ヒョンイル(中央)が決勝点

東アジア杯男子 日本1―2北朝鮮

(8月2日 中国・武漢)
 守備陣が再び高さで崩された。前半は無失点で抑えたが、指揮官が試合後「2メートルある選手」としたFWパク・ヒョンイルが投入された後半21分に状況が一変。ゴール前にロングボールを放り込まれ、同33分に森重が競り負け失点。

 「しっかりチャレンジ&カバーをしていれば」と森重は悔しさを押し殺す。さらに同43分には再びロングボールから今度は槙野が空中戦で敗れ、勝ち越しを許した。「競り負けてしまった」と話した槙野が「踏ん張らないといけない」と唇をかんだ。

 これまでも弱点に挙げられた空中戦。指揮官は敗因のひとつにフィジカル面の調整不足を挙げたが、何より試合運びが拙く一本調子で縦に急ぎ、ミスで失ってはロングボールを入れられ後手に回った。谷口は「落ち着く時間もつくりたいけど監督にそれを伝えていいのか…。迷った」と経験不足ゆえの葛藤も明かした。最大のライバル韓国戦に向け、守備の修正とチームの意思統一が急がれる。

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2015年8月3日のニュース