×

“連覇見届け役”安藤が日本を出発!全23選手そろって決勝へ

[ 2015年7月5日 05:30 ]

左足首を骨折している安藤は原専務理事(左)と共に成田を出発した

女子W杯決勝 日本―米国

(7月6日 バンクーバー)
 6月8日のスイス戦で左足腓骨外果骨折を負い、手術を受けるため帰国していたなでしこジャパンFW安藤が成田空港発の日航機で決戦の地へと向かった。

 約50人のファンの前に現れた安藤は右手でつえを突きながら、ゆっくりとした足取り。取材対応はしなかったものの、ファンから「行ってらっしゃい」と声を掛けられると、笑顔で何度も会釈をしながら出発ゲートに入った。同行した日本協会の原専務理事は「手術を受けているので、カナダに行くのは可能か医師と相談した。許可が出たので連れて行きましょうと。安藤さんも行けることになってうれしいという話をしていた」と代弁した。

 これで、再び全23選手がそろって米国との決勝を戦うことになる。原専務理事は「(なでしこの選手は)決勝に行って、安藤さんを呼び戻そうという思いが強かったと聞いている。彼女の顔を見れば、勇気というか、チーム力もアップすると思う」。連覇を目指すなでしこジャパンの結束力が一層、増すことを期待していた。

続きを表示

2015年7月5日のニュース