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17歳堂安 先発獲りへ成長誓う「スプリント回数も増やしたい」

[ 2015年7月5日 05:30 ]

 若き才能がスタメン争いに食い込む。G大阪は4日、吹田市内で、11日開幕の第2ステージに向けて、阪南大との完全非公開の練習試合(30分×4本)で調整した。

 3、4本目はサブ組主体で臨み、6月20日の仙台戦で先発デビューした同ユース所属の17歳MF堂安がゴール。FWリンスのパスを左足で決め「アピールしようと思っていた。久しぶりに試合もできたし良かった」と手応えをつかんだようだ。

 仙台戦以降は出場がないものの「独特の緊張感を味わえたし、同じような気持ちで臨んだ」と貴重な経験を糧にステップアップ。相手は第2ステージ初戦の甲府と同じ3―6―1の布陣で「イメージしながらやれました。得点に絡むことが目標なので、スプリント回数も増やしていきたい」とさらなる成長を誓った。

 長谷川監督も「3、4本目のメンバーは意欲的にやってくれたし、動きも良かった。状態を見ながらメンバーを考えていきたい」と評価。いきなり6連戦の過密日程が待つだけに、チーム内の競争が激しくなり、底上げできることを歓迎した。

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2015年7月5日のニュース