Ｊ２磐田、社長交代を発表　新社長にヤマハ発動機販売社長の木村稔氏が就任

　Ｊ２磐田は２５日、高比良慶朗社長（６２）が４月１日付けで退任し、新社長に木村稔氏（６０）が就任すると発表した。なお、高比良氏は６月開催予定の定時株主総会で取締役を退任する予定。

　新社長に就任する木村氏は大阪府出身で、１９５４年７月１６日生まれの６０歳。１９７７年３月にヤマハ発動機株式会社に入社し、２００７年１月にはヤマハ発動機販売株式会社の取締役に就任。１０年３月から同社の常務取締役、１１年３月からは同社の代表取締役社長を務めていた。

　木村新社長はクラブを通じ、「我々ジュビロ磐田にとって今年最大の目標は＜Ｊ１昇格＞です。今必要な事は、ファン・サポーターの皆様を始め、地域の皆様、スポンサーの皆様方と選手・監督・コーチ、クラブスタッフ全員、ジュビロ磐田に関わる全ての人々が一丸となり、強い結束力を持った“チームジュビロ磐田”を作り上げて行く事であります。そのために、私自身クラブ運営の先頭に立ち全力を尽くしてまいる所存です」とあいさつ。

　「今シーズン、名波監督のもと強い覚悟と熱い想いを持った選手達が、勝利にこだわり、決して諦めず、最後まで走りきるサッカーを展開し、何より応援いただいている皆様方をワクワクさせるよう挑んでまいります」としている。