東京Ｖ４４歳永井　２６日に早大大学院“修了”、マネジメントを研究

　Ｊ２東京ＶのＭＦ永井秀樹（４４）が、２６日に早大大学院スポーツ科学研究科を“修了”する。

　科目等履修生として週１度通学し、クラブマネジメントを研究。１年間通い抜いた。同大学院の間野義之教授と知り合ったことをきっかけに「Ｊリーグが一番いい時を知っている僕に何ができるか分からないが、見識を深めて力になりたい」と一念発起。論文と面接を経て合格し、自宅でも「時間はつくろうと思えばつくれる」と机に向かった。「２０年前の僕からは想像できないでしょう」と笑うが、現役にもこだわっている。「若い選手からいろいろ学べるし、刺激にもなる」。ＪリーグでＦＷ三浦知良（４８＝Ｊ２横浜ＦＣ）に次ぐ年長選手は「スーパースターじゃない僕がどこまでやれるか」と強調。修了式は練習があるため欠席し、２９日の長崎戦に備える。