ＡＣミラン　本田交代後に「我慢しきれず」逆転負け

フィオレンティーナ戦の前半、惜しくもシュートが決まらず、悔しそうな表情を浮かべる本田（ＡＰ）

セリエＡ ＡＣミラン１―２フィオレンティナ

（3月16日 フィレンツェ）
　ＡＣミランは１点リードの終盤、本田がベンチに退いてから失点を重ねた。後半３８分に追いつかれ、同４４分には勝ち越しゴールを奪われた。本田は「サッカーの厳しさを思い知らされた。最後にピッチに立っていた選手の方がつらいんじゃないか」と、言葉を選びながら語った。

　２列目の右で先発したが得点には絡めなかった。前半１２分にドリブルで切れ込んで狙ったシュートはＧＫにはじかれ、後半１５分のＦＫも生かせなかった。不振が続くチーム状況に「戦術どうこうを超えて、集中力みたいなもんが足りない。それぞれが我慢しきれなかった」ともどかしそうだった。（共同）