長友、ハリルＪ初陣いける！？マンチーニ監督「２２日にも復帰」

近日中に復帰の可能性が高まったインテル・ミラノの長友

　ケガで戦列離脱中のインテル・ミラノの日本代表ＤＦ長友佑都（２８）が、新生ジャパンの初陣に間に合う可能性が出てきた。２月８日のパレルモ戦で右太腿裏を痛め、１５日のチェゼーナ戦まで５試合連続で欠場中だが、チェゼーナ戦後の会見でマンチーニ監督が復帰間近であることを明かした。

　チームは１９日にボルフスブルクとの欧州リーグ・決勝トーナメント２回戦第２戦、２２日に敵地サンプドリア戦を控える。指揮官は「ドイツのチームとの対戦にはいないだろうけど、おそらくジェノバでのサンプドリア戦、もしくは代表ウイークの中断明け（４月４日のパルマ戦）には復帰できるだろう」と話した。

　指揮官は詳細こそ語らなかったが、既に全体練習にも合流している可能性がある。このまま順調に回復して２２日のサンプドリア戦で復帰できれば、日本代表のハリルホジッチ監督の初陣となる３月２７日のチュニジア戦（大銀ド）、３１日のウズベキスタン戦（味スタ）の出場もおのずと見えてくる。

　日本協会の霜田技術委員長は、チュニジア戦とウズベキスタン戦に向けて既にインテル・ミラノ側に招集レターを送付したことを明かしている。プレーは無理でも、ハリルホジッチ監督は戦術や哲学を植え付けたい意向を持っていた。しかし、コンディションが戻れば、合宿への参加のみならず、ピッチ上での長友の雄姿も見られそうだ。