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千葉MF山口慶が現役引退 31歳も「高い目標にこれ以上走っても届かない」

[ 2014年12月25日 18:09 ]

今季限りでの現役引退を発表する山口慶

 J2千葉は25日、MF山口慶(31)が今季限りで現役を引退すると発表した。

 京都府出身の山口は、1983年6月11生まれの31歳。名古屋U―18から2002年にトップチームへ昇格し、10年からJ2千葉に完全移籍していた。リーグ戦の通算成績はJ1が170試合4得点、J2が100試合1得点。今季は18試合0得点だった。

 山口はクラブを通じ、「今シーズンをもちまして現役を引退することを決めました。プロサッカー選手としての13年間、僕を選手として、人として、成長させて下さった多くの方々に本当に感謝しています。これまで真摯にサッカーに打ち込み、情熱をかけてきましたが、自分の描いていた大きな世界、高い目標にこれ以上走っても届かないなと力の無さを痛感し、サッカー選手としての人生に一度区切りをつけることといたしました」と13年間のプロ生活に終止符を打つ決断に至った理由を説明。

 「13年間で得た経験全てが自分の力となり財産となっています。今後はまずは何ができるのかを考えるために色々な事に挑戦し、さらに力をつけていけるよう努力していきたいと思います。そして、いつか成長させていただいたこのサッカー界にたくさんのものを返せたらと考えています。本当に沢山の叱咤激励をありがとうございました!今後は1人の人間としての山口を応援していただければ嬉しいです。よろしくお願いします」と前向きなコメントを発表している。

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2014年12月25日のニュース