大宮　仙台レンタル中のＤＦ村上と契約更新せず「結果は悔しい」

　来季Ｊ２に降格するＪ１大宮は１４日、今夏からＪ１仙台に期限付き移籍しているＤＦ村上和弘（３３）と契約期間満了に伴い、来季の契約を更新しないと発表した。

　三重県出身の村上は、四日市四郷高から９９年に横浜入り。その後、仙台、川崎Ｆを経て１０年から大宮でプレー。今季途中から仙台に期限付き移籍していた。通算成績はＪ１が２０１試合１０得点、Ｊ２が９４試合９得点、今季は大宮で３試合０得点、仙台で９試合１得点だった。

　クラブを通じて「４年半の間、悔しい思いをすることが多かった中でも、常に自分らしくやってきたつもりです。様々な思いがあった中でのシーズン途中の期限付き移籍でしたが、やはり今シーズンの大宮の結果は悔しいですし、責任も感じています。大宮の新たなスタートに参加することはできませんが、クラブに関わる全ての人が同じ思いで闘えること、思い描いた未来になることを願っています。在籍中のクラブ関係者、監督、スタッフ、選手、こんな自分でも応援してくれたファン・サポーターの皆さまには本当に感謝しています。これからも、自分らしく頑張りたいと思います。本当にありがとうございました」とコメントしている。