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浪速の黒ヒョウ“レジェンドOB”エムボマ氏 FBで祝福

[ 2014年12月14日 05:30 ]

G大阪のレジェンドOBのエムボマ

天皇杯決勝 G大阪3―1山形

(12月13日 日産ス)
 異国のレジェンドも3冠の偉業を喜んだ。浪速の黒ヒョウの愛称で親しまれ、97~98年にG大阪でプレーしたパトリック・エムボマ氏(44)が古巣に祝福の言葉を贈った。

 「僕はガンバ大阪のJ2からの素晴らしい復活劇をずっと気にかけてきた。一年でタイトル3つなんて、凄すぎるよ」

 93年のJリーグ開幕以降、低迷を続けたG大阪を一変させたのが同氏。フランスの名門パリSGから加入。他を圧倒する身体能力、抜群のボディーバランスで、ゴールを量産。97年は28試合25得点の活躍で第1ステージ8位、第2ステージでは2位に導き、そこからG大阪は強豪クラブの仲間入りを果たした。

 05年に神戸で現役を引退した後は代理人、母国カメルーン代表チームのアドバイザーなどを務め、現在は実業家として欧州を中心に活動している。1年半過ごした古巣の現状はインターネットでチェック。「僕は今でもガンバ大阪の熱狂的なファンなんだ」。青と黒のユニホームで暴れた思い出はそのキャリアの中でも特別な輝きを放っている。

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