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C大阪U―18が初の日本一に! “兄貴分”C大阪はJ2降格も…

[ 2014年12月14日 15:22 ]

 高校年代の王者を決める高円宮杯U―18サッカーリーグ2014チャンピオンシップが14日、埼玉スタジアムで行われ、プレミアリーグWEST覇者のC大阪U―18がEAST覇者の柏U―18を1―0で下して初優勝を果たした。

 C大阪U―18は、チームを率いていた大熊裕司監督(45)が9月にトップチーム監督に急きょ就任。代わりに指揮を執って来た村田一弘ヘッドコーチ(44)は「(大熊監督には)アドバイスをもらっていたし、協力してユースも盛り上げてもらった。選手たちは1年間よく走って、よく頑張ってくれた。トップチームも含め、関係者の方々にありがとうございましたと言いたい」と周囲の支えに感謝しつつ安どの表情を見せた。

 0―0で迎えた後半15分に右足で決勝ゴールを決め、MVPに輝いたFW高田和弥(3年)は「久々に決められてうれしかった」と笑顔。残念ながらトップチームは3度目のJ2降格が決まったが、“弟分”の優勝でC大阪激動の2014年は幕を閉じることとなった。

 日本一となったC大阪U―18からはMF沖野将基(17)、MF阪本将基(18)、MF西本雅崇(18)、DF温井駿斗(18)、MF前川大河(18)の5選手が来季トップチームに昇格することがすでに内定。ゲームキャプテンとして出場した温井は「年齢とかは関係ない。1年目から(試合に)出られるように頑張りたい」と力強く話した。

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2014年12月14日のニュース