岩田も貢献！オークランド　ＰＫ戦制しクラブＷ杯初戦突破

クラブＷ杯１回戦を突破し喜びを爆発させるオークランドイレブン（ＡＰ）

　クラブ世界一を決めるトヨタ・クラブＷ杯が１０日、モロッコのラバトで開幕。１回戦でオセアニア王者オークランド（ニュージーランド）が０―０からのＰＫ戦を４―３で制し、開催国代表マグレブ・テトゥアン（モロッコ）を破って初戦突破を果たした。オークランドのＤＦ岩田卓也（３１）はフル出場した。大会は７チームが参加し、欧州王者のレアル・マドリードと南米王者サンロレンソ（アルゼンチン）は準決勝から登場する。

　オークランドは約３万５０００人の観衆が詰めかけた完全アウェーで準々決勝進出を決めた。前半にＦＷタデが決定的なシュートを外すなど互いにゴールを奪えず、決着はＰＫ戦へ。１人ずつ外して迎えたマグレブの５人目がポストに当て、大会最多６度目の出場で０９年以来５年ぶり２度目の初戦突破を果たした。トリブリエチ監督は「ＰＫ戦は運だが、試合を通じて勝ちたい気持ちが強かった」と選手を称えた。