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乾“代表効果”で601日ぶり弾「うまい選手とやったし…」

[ 2014年11月24日 05:30 ]

ボルシアMG戦の後半、ゴールを決めるフランクフルトの乾(左)

ブンデスリーガ第12節 フランクフルト3―1ボルシアMG

(11月22日)
 フランクフルトの日本代表MF乾貴士(26)が22日、敵地のボルシアMG戦で今季初ゴールを決めるなど3―1の逆転勝利に貢献した。後半28分、相手GKのミスキックを奪ったボールを中央のペナルティーエリア外で受けると右足一閃(せん)。右隅を突いた技ありミドル弾に相手GKは一歩も動けなかった。

 リーグ戦でのゴールは昨年3月31日のフュルト戦以来、実に601日ぶり。「やっと結果が出せてうれしい」。決めた瞬間は右手を天に突き上げながら喜びを表現し、同僚の日本代表MF長谷部からは顔をつかまれるなど手荒い祝福も受けた。

 今月は約1年ぶりに日本代表に復帰し、14日のホンジュラス戦(豊田ス)では途中出場ながら代表初ゴールを含む2得点。「うまい選手とやったし、ピッチ外でもいろいろな話ができた。気持ちも新たに頑張れた」と代表効果を説明した。

 この日の一発で、来年1月のアジア杯(オーストラリア)のメンバー入りに強烈なインパクトを残したが「攻撃のプレーの質をまだまだ上げていかないと」と満足していない。欧州視察中のアギーレ監督に向けて、今後もアピールを続ける。

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