×

大分PO届かず涙 田坂監督続投へ「このままでは終われない」

[ 2014年11月24日 05:49 ]

<大分・湘南>大分・為田(左)は試合後に号泣し、風間に慰められる

J2最終節 大分2―3湘南

(11月23日 大銀ド)
 J1返り咲きの夢は最終節で打ち砕かれた。勝つしかなかった大分が痛恨の逆転負け。試合終了の瞬間、主将のDF高木らは悔し涙を流した。

 前半7分にFW林が先制ゴール。1―2と逆転を許したが、後半29分に途中出場のFW高松のゴールで同点とした。今季J2で圧倒的な強さを見せた湘南に食らいつくも31分に決勝点を奪われ、高木は「結果が全て。3失点目は精神的に…」と声を絞り出した。

 昨季J2に降格した大分は「育成と結果」をテーマに掲げ、J1再昇格を目指してきた。クラブは最大約12億円あった債務超過を解消し、限られた補強費の中でユース出身の為田らが成長。一方で接戦で勝ち点を逃すモロさも出た。青野浩志社長は「与えられた枠の中で7位は評価している」と田坂和昭監督の続投を要請する方針。来季5年目となる指揮官は「このままでは終われない」と巻き返しを強く誓っていた。

続きを表示

2014年11月24日のニュース