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アギーレ監督 11月豪州戦では“やる気スイッチ”ON

[ 2014年10月16日 05:30 ]

ブラジル戦を終え、笑顔なく帰国したアギーレ監督

 11月のオーストラリア戦で、アギーレ監督が本気モードになる。ブラジル戦後に指揮官と接した手倉森コーチは「4失点にショックを受けていたが、国内組主体のメンバーで示すものは示した。これまでいろんなスイッチを入れてきたアギーレさんだけど、次はまた違うスイッチを入れていくと思う」と説明。監督の思いを代弁するかのように、アジア杯に向けた最後の親善試合ではこれまで以上に勝利を求めていくという認識を示した。

 11月の2試合、特に18日に対戦するオーストラリアはアジア杯開催国で強力なライバルとなるだけに、苦手意識をつくることは許されない。過去4試合は選手選考のテストと位置づけてきた指揮官だが、ブラジル戦後の会見では「(アジア杯メンバー入りが)もう決まった選手たちもいる」と発言。南野ら若手招集への動きを見せる一方で、11月は能力を把握済みの主力を軸に結果に重点が置かれる可能性が高い。11月下旬からは初の欧州視察に出発。12月上旬のアジア杯予備登録メンバー50人のリスト提出に向けて最後の見極めを行う。年末年始は年をまたいだ合宿でアジア杯へ備える予定だ。大みそかも正月も休まず、アジア杯連覇へ詰めの作業に入る。

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2014年10月16日のニュース