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甲府 守備網破れず…キリノ公式戦初出場が収穫も

[ 2014年9月10日 23:19 ]

天皇杯4回戦 北九州0―0甲府(PK4―3)

(9月10日 中銀スタ)
 甲府は前回大会に続く8強入りを逃した。思い切った仕掛けに乏しく、粘り強い北九州の守備網を破れなかった。PK戦でもGK荻が相手の2人目を止めて先にプレッシャーをかける流れを生かせず、城福監督は「起用、交代、PKの順番の判断を含め、すべて私の責任」と悔いた。

 唯一の収穫は、東ティモール国籍で獲得したキリノが公式戦初出場を果たしたこと。まだ調子が上がらず不発に終わったが「使いながらゲームの体力をつけるしかない」と、J1残留の切り札と見るFWの今後に期待した。

 ▼甲府・城福監督 ここで退くことになり残念。神様がリーグ戦に集中し、2年連続でJ1に残留するという新たな歴史をつくれ、と言っていると受け止めたい。

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2014年9月10日のニュース