川島、痛恨ミスをブログで謝罪「自分に対して本当に残念な気持ち」

＜日本・ベネズエラ＞後半、自らのミスをきっかけに失点し、ガックリの川島

　日本代表のＧＫ川島永嗣（３１＝Ｓリエージュ）が１０日、自身のブログを更新。前日９日に行われた親善試合・ベネズエラ戦（日産スタジアム）で自ら犯した痛恨のミスにより勝利を逃したことを謝罪した。

　川島は、２―１とリードして迎えた後半２６分、ほぼ正面で受けた相手のミドルシュートをキャッチミス。ボールはゴールに吸い込まれ、アギーレジャパンの初勝利を逃す結果となった。

　ともに２２歳のＦＷ武藤嘉紀（ＦＣ東京）、ＭＦ柴崎岳（鹿島）が代表初ゴールを決め、リードしていた状況での痛恨のミス。それだけに、「昨日は、せっかく若い選手の頑張り、新しいチームの勝ちへのこだわりを、自分のせいで結果に変えることができませんでした」と振り返ると、「本来なら自分が引っ張っていかなければいけない立場ながら、申し訳ない気持ちでいっぱいだし、自分に対しても本当に残念な気持ちです」とアギーレジャパン唯一の３０代選手である自身を断罪して謝罪した。

　それでも、「成長するためには毎日のトレーニングしかないし、ミスを無くすためにはその意識の積み重ねしかありません」と川島。「起こってしまったミスを受け入れてまたここから前に進んでいきます」と前を向いた。