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ギリシャ、控え中心も2戦連続完封…指揮官「良いニュース」

[ 2014年6月5日 05:30 ]

親善試合のナイジェリア戦で競り合うギリシャのフェトファツィディス(左)ら

国際親善試合 ギリシャ0―0ナイジェリア

(6月3日)
 日本とW杯1次リーグ第2戦(19日)で対戦するギリシャが、またも堅守を披露した。W杯に出場するナイジェリアと対戦し、控え中心のメンバーで0―0の引き分け。

 同じく0―0で引き分けた31日のポルトガル戦(リスボン)から移動をはさんで中2日という厳しい日程の中で、サントス監督は「ポルトガルから長旅があったし、時差ぼけもあって難しかった」としながらも「W杯に向けてギリシャの人々に良いニュースを届けられたと思う」と2試合連続完封に手応えを口にした。

 守備の要のDFパパスタソプロスはポルトガル戦でふくらはぎを痛めてこの日は欠場。シュート数で9―16と押されながら、代役DFモラスらが最後まで体を張った。

 攻撃は2戦連続無得点に終わったが、光ったのは3トップの右で先発したジェノア所属のフェトファツィディスだ。1メートル65と小柄ながら日本代表のFW斎藤に似たタイプで、前半26分には得意のドリブルで相手2人を抜いてシュート。本番では途中出場が濃厚で、日本はギリシャのジョーカーに注意が必要となりそうだ。

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2014年6月5日のニュース