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マンU逆転8強!ファンペルシーがハット、香川は出場機会なし

[ 2014年3月20日 06:37 ]

後半7分、FKを直接決めてハットトリックを達成し、ルーニー(左)と喜び合うマンチェスターUのファンペルシー

 欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦第2戦の2試合が19日に行われ、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)はホームでオリンピアコス(ギリシャ)に3―0で快勝し、2試合計3―2で3季ぶりの準々決勝進出を果たした。日本代表MF香川真司(25)はベンチ入りしたが出場機会はなかった。

 敵地での第1戦に0―2で敗れ、敗退危機に追い込まれていたマンチェスターUを救ったのはFWファンペルシーだった。前半25分、自ら獲得したPKを決めて先制点を挙げると、前半終了間際にはギグスのロングボールを受けたルーニーからのクロスを、ゴール前でダイレクトで合わせて追加点。後半7分には正面やや右のFKを左足で直接決めて、2試合合計スコアで逆転した。

 第1戦の試合後には「自分が使いたいスペースに仲間がいる。それに合わせて自分のやり方を変えて、得意エリアの外でプレーしなければならない」とチームメートを批判していたファンペルシー。しかし、モイーズ監督の解任論も浮上する危機的状況の中、ハットトリックの活躍でチームを逆転8強に導き、エースの貫録を示した。

 ファンペルシーは後半ロスタイム直前に負傷し、MFフェライニと交代した。

 もう1試合は、前回準優勝のドルトムント(ドイツ)がホームで1―2でゼニト(ロシア)に1―2で敗れたが、2試合計5―4で2季連続の8強入りを決めた。

 準々決勝(4月1、2、8、9日)の組み合わせは21日に決められる。

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