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リンス来日初ゴール!G大阪 神戸との関西ダービー“貫禄勝ち”

[ 2014年3月20日 05:30 ]

<G大阪・神戸>後半2分、リンスは先制ゴールを決め、歓喜のダッシュ

ナビスコ杯予選リーググループA G大阪2―0神戸

(3月19日 万博)
 貫禄の関西ダービー勝利だ。ナビスコ杯が開幕し、予選リーグ6試合を消化。G大阪はホームで神戸を2―0と下し、白星発進した。

 G大阪のゴール欠乏症に改善の兆しが見えた。後半2分、左サイドでスローインを受けたリンスはドリブルで中央へ切り込み相手DFをひきずりながら強引に右足でシュート。来日初先発のFWの公式戦初ゴールで試合の流れを呼び込んだ。

 日本のサッカーにも慣れた新助っ人のもとには夫人が来日したばかり。「運を運んできてくれたのかもね」と喜んだ。

 15日の仙台戦はシュートわずか1本のクラブ史に残る数字でスコアレスドローに終わった。リーグ3試合を終えてFWの得点はいまだゼロ。宇佐美が開幕から欠場を続けるなか、00年代にJを席巻した攻撃力は見る影もなくなっていた。

 ナビスコ杯初戦のこの試合にも遠藤や岩下ら故障を抱える主力が休養したものの、逆にチャンスを得た選手たちが躍動する。後半8分には佐藤にもゴールが生まれて2トップがそろい踏みした。

 「FWに結果が出ると攻撃陣が活気づく。広島戦(23日)に誰をチョイスするか悩ましい」と話す長谷川監督の顔にもスマイルが戻った。優勝した07年以来となるナビスコ杯。かつての王者が7年ぶり戴冠に向け好スタートを切った。

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2014年3月20日のニュース