一部サポ場外応援案に待った!浦和 清水戦は埼スタ全敷地封鎖

[ 2014年3月15日 06:03 ]

サポーターが練習を見つめる中、広島戦に向け練習する浦和イレブン

 一部サポーターが「JAPANESE ONLY」(日本人以外お断り)という差別的な横断幕を掲げ、Jリーグから23日の清水戦を無観客試合とする処分を受けた浦和が、対象の清水戦で会場の埼玉スタジアムの全敷地を立ち入り禁止にする方針であることが14日、分かった。15日にアウェーで行われる広島戦でもクラブのスタッフ総動員でスタンドを徹底監視するなど厳戒態勢を敷き、一部サポーターによる問題行動の再発防止に強固な姿勢を見せた。

 処分対象となる清水戦に向け、浦和の関係者は「スタジアムだけではいけない。敷地内は立ち入り禁止になるでしょう」と明かした。無観客にするのはスタジアムそのものだけでなく、3面のサブグラウンドや公園、ジョギングコースなどを併設する「埼玉スタジアム2002公園」の敷地全て。関係者以外を完全シャットアウトしてトラブル再発防止に乗り出す。

 13日にJリーグから厳罰が下ったが、浦和の一部サポーターはネット上で、無観客試合当日に選手に応援の声だけでも届けようと会場近くに集結するよう呼び掛ける書き込みをしている。対戦相手の清水は昨年8月に選手の乗ったバスに浦和サポーターから爆竹などを投げつけられる被害に遭った。観戦が不可能と知りながら清水サポーターまで会場に駆けつけた場合は、浦和サポーターと偶発的な衝突に発展する可能性もあり、浦和はトラブル回避のためスタジアム完全封鎖という方向性を打ち出した。

 浦和は13日に全サポーターに対して当面の間、横断幕類の掲出禁止を発表した。初の適用となる15日の広島戦では、クラブの全社員40人に会場となる相手ホームのEスタに向かうよう指示が出されているという。客席内にスタッフを配置し、差別的な言動を含む問題行為を厳重監視。アウェーに派遣する警備会社のスタッフも通常よりも多く配置し“総動員態勢”で再発防止に努めていく。

 13日に会見を行った浦和の淵田社長は同日中に清水に電話で謝罪し、この日はスポンサーへの謝罪に奔走。差別的な横断幕の掲出を結果的に許してしまった責任をクラブは痛感しており、強い姿勢で無観客試合に臨む。

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