神戸ＤＦ岩波Ｕ―２１代表へ猛アピール「代表は特別な場」

　神戸は３日、キャンプ地の鹿児島でＪ２栃木と練習試合（４５分×３本）を行い、トータル３―１で勝利した。２本目の控え組のセンターバックで出場した１９歳のＤＦ岩波が後半９分、右ＣＫのこぼれを右足で強烈に突き刺し先制点を挙げた。視察に訪れていたＵ―２１日本代表の手倉森監督に代表選出をアピールするとともにチームでの先発定着にも前進した。

　１月にオマーンで開かれたＵ―２２アジア選手権には右足首のケガのために招集されず。１１年のＵ―１７Ｗ杯で８強に進出したチームで主将を務めたＤＦは「行けなかった悔しさはあった。代表は特別な場」と強い思いをのぞかせた。リオ五輪のレギュラー候補の活躍に、視察に訪れたＵ―２１代表指揮官も「（岩波は）ナミじゃないね」と得意のだじゃれを飛ばして喜んだ。