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八田 正守護神を守り抜く!川口後継“1番の責任感”示す

[ 2014年2月1日 05:30 ]

ミニゲームで好セーブを見せる磐田のGK八田

 磐田は1日、鹿児島県立サッカー場でJFL鹿児島ユナイテッドと練習試合を行う。キャンプ初の実戦を前に1月31日は2部練習で調整。昨季後半から正GKに定着したGK八田直樹(27)は、今季から背番号が21から「1」に変更。正守護神としての自覚も新たに、1年間通じてゴールマウスを守り抜く。またこの日、J1、J2、J3のリーグ戦とナビスコ杯予選リーグの日程が発表された。

 既に“磐田の砦(とりで)”の責任感と自覚が芽生えていた。八田が今季から背負う1番は、今季J2岐阜に移籍したGK川口能活(38)が9年間背負ってきた番号。間近で川口の姿を見てきたからこそ、その重みは十分すぎるほど理解している。「1番は責任を感じます。しっかりやらないといけない。常に先を考えながらプレーしていきたい」。自らに言い聞かせるかのように、背番号1の覚悟を示した。

 昨季は後半戦から正GKに定着し、リーグ戦13試合に出場。低迷するチームを最後尾から鼓舞し続けた。今季はG大阪から新加入したGK藤ケ谷陽介(32)とレギュラーの座を争う。「しっかりしゃべりながらアピールしないといけない」。昨季の成績に満足することなく、緊張感を持ちながら正守護神の座を死守する構えだ。

 今季はイッカGKコーチ(56)が新たに就任し、難しいクロスへの対応などでは「チャレンジしろ」とハッパを掛けられている。「新鮮です。またレベルアップできるチャンス。言われることはたくさんあると思うが、しっかり吸収して自分のものにしていきたい」。試行錯誤が許されるこの時期だからこそ、失敗を恐れずにチャレンジを重ねる日々を送っている。

 正守護神としての真価が問われる今季、周囲の目も厳しくなるが「自分は自分。自分の色を伝えられるように、しっかり出していきたい」とキッパリ。まずはキャンプ対外試合初戦で、その存在感をきっちりと示す。

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2014年2月1日のニュース