Ｊ２０７試合出場　福岡ＤＦ宮本引退、Ｃ大阪スクールコーチに

　Ｊ２福岡は１日、ＤＦ宮本卓也（３０）が昨季限りで現役を引退し、古巣であるＪ１のＣ大阪でサッカースクールコーチに就任すると発表した。

　広島県出身の宮本は広島ユース、大阪商業大を経て２００６年にＣ大阪入り。０８年から山形、１３年からは福岡でプレーしていた。通算成績はＪ１が１０１試合１得点、Ｊ２が１０６試合０得点。

　宮本は福岡を通じ、「２０１３年シーズンをもちまして引退することになりました。Ｃ大阪、山形、福岡と、選手として充実した日々を過ごすことができました。大きなケガなくプレーすることができたのは、両親をはじめ妻と家族の支えがあったからでとても感謝しています。また地元の広島をはじめ、これまで所属したクラブで自分に関わってくれたすべての人に感謝しています。多くのファン、サポーターの前でプレーすることができて、心から応援してくれる人にも出会えたのは、自分の財産です。応援ありがとうございました」とコメント。

　７年ぶりに戻ることになったＣ大阪を通じては、「この度、セレッソ大阪のスクールコーチに就任することになりました。選手としてスタートしたセレッソ大阪で新たなスタートができるということをとてもうれしく思います。サッカーの素晴らしさを伝えられるようにがんばります。よろしくお願いします」と談話を発表している。