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ザック監督 W杯では未対戦国との同組を熱望

[ 2013年12月4日 05:30 ]

ブラジルへ出発前に取材に応じるサッカー日本代表のザッケローニ監督

 日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督(60)が3日、14年W杯ブラジル大会の1次リーグ組み合わせ抽選会(6日、サルバドル)に出席するため成田空港を出発した。

 指揮官は「抽選会は重要視していない。自分たちが積極的に仕掛けるサッカーをしているので、抽選よりもW杯にどういう状態で向かうかが大事。相手に合わせたメンバー構成にすることはない」と強調した。その上でブラジル、イタリア、メキシコと同組になり3戦全敗となった6月のコンフェデ杯を振り返り、「コンフェデ杯はくじ運が良くなかった。それよりも良ければいい」と本音ものぞかせた。

 重要視していないという言葉とは裏腹に、「今まで対戦した相手とはやりたくない。新しい国とやるのが好きなので、3年間で1度もやっていない国が3つ入ればいい」と未対戦国と同組になることを熱望。会場についても「サッカーに適した環境の地域、ベロオリゾンテ、サンパウロ、リオデジャネイロでできれば」と冬でも高温になる北部での試合は避けたい意向も示した。理想のドローが待っているのか、指揮官の運が試される。

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2013年12月4日のニュース