甲府　Ｊ通算５４２試合出場の伊東が契約満了「もっと山梨の山を登りたかった」

　Ｊ１甲府は４日、契約満了に伴い、ＤＦ盛田剛平（３７）、ＭＦ伊東輝悦（３９）、ＭＦ三幸秀稔（２０）の３選手と来季契約を継続しないことを決定したと発表した。

　３選手はクラブを通じ、以下のようにコメントを発表した。

　▽盛田　残念ながら山梨の魅力を全て満喫するには、２年じゃ足りませんでしたね。スタジアムや練習場でエールを送ってくれた皆さん、街や近所で会ったときに、声をかけてくれた方々、そして、取材等でお世話になったラーメン屋の店主の皆様本当にありがとうございました。

　▽伊東　まず、プレーする機会を与えてくれたクラブに感謝しています。そして、声援を送ってくれたサポーターにも感謝したいです。今後は、プロサッカー選手として、もう少しプレー出来ればと思っています。本当に３年間、楽しかったです。唯一の心残りと言えば、もっと山梨の山を登りたかったことです。(笑)

　▽三幸　２年間という短い間でしたが、このチームでプレーできたことを幸せに思います！ このチームに僕が何を残せたかは分かりませんが、チームメイトやスタッフと日々切磋琢磨して戦ってきた経験を生かし、次のチームでもどんな人からも愛され、相手にとって脅威になれる選手を目指して頑張りたいと思います！ 特に城福監督が１つ上のレベルのプレーを要求してくれたことで、それに必死に食らいつき今の僕があると思っています。この経験を糧に次のチームでも頑張りたいと思います。多くのサポーターに支えられプレーできサッカー選手として、とても幸せでした。これからも日々精進してサッカーを楽しみたいと思います！

　Ｊ通算成績は盛田が２３９試合１１得点、伊東が５４２試合３０得点、三幸が６試合０得点。