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日本 ブラジル、伊、ポルトガルと「死の組」も 会場&日時も鍵に

[ 2013年12月4日 09:06 ]

W杯1次リーグ抽選方法決定

 シードを外れた欧州勢9チームの第4グループから、第2グループに移る1チームを無作為に決める今大会の方式は、近年では最も厳しい強豪ぞろいの「死の組」が生まれる可能性がある。日本がこうした組に入ると、1次リーグ突破は極めて困難になる。

 2006年ドイツ大会は、シード外の欧州勢でFIFAランキングが最も低かったセルビア・モンテネグロが他のグループに移り、シードの南米勢と同組になった。今回はランキングに関係なく抽選で選ぶため、欧州の強豪2チームとブラジル、またはアルゼンチンが同居するケースがある。

 例えば日本の相手がブラジル、イタリア、ポルトガルとなる組み合わせやアルゼンチン、オランダ、イングランドの顔ぶれとなれば、1次リーグの壁は恐ろしく高い。

 抽選会では試合会場、日時も決まる。広大なブラジルは移動距離が長い上に、会場によって気温差が激しい。どこでいつ、どのチームと戦うかも鍵を握る。対戦順もコンディション調整を左右しそうだ。

 日本としては暑いフォルタレザやサルバドルなどで日中にアフリカ勢と対戦する組み合わせは避けたい。逆に欧州勢が相手なら、マナウスなど高温多湿の会場に当たった方が勝機は増すだろう。(共同)

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2013年12月4日のニュース