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「広島2位でいい」と市長 ネット物議で発言陳謝「誤解招いた」

[ 2013年12月4日 15:10 ]

 広島市の松井一実市長が、サッカーJリーグのサンフレッチェ広島について「現状の2位のままでいい」と発言したことがインターネット上で物議を醸し、市長は4日、「誤解を招く発言をして、ファンの方に深くおわびする」と陳謝した。

 サンフレッチェ広島は昨シーズンで初優勝を達成。市は中心部にサッカー専用スタジアムを建設するかどうか検討中だが、財政面や利用率をめぐり慎重論も根強い。

 こうした中で、松井市長は3日夜のマスコミ関係者との懇談であいさつした際に「2位でいてくれた方がスタジアム問題で(議論する)時間的な余裕が生まれる」とする趣旨の発言をした。

 懇談にはサンフレッチェ広島の関係者も出席しており、交流サイト「フェイスブック」に発言を投稿したところネット上で話題になり、市には4日夕までに抗議の電話やメール、ファクスが計約250件寄せられた。

 松井市長は「優勝すると、ますます自分の責任が重くなるという思いだった。優勝してほしいと当然思っている」と釈明した。

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2013年12月4日のニュース