ザックジャパン、セルビア戦は“内弁慶”克服がテーマ

国際親善試合 日本―セルビア

（10月11日 セルビア・ノビサド）
　セルビア、ベラルーシ戦で当面のテーマとなるのが「内弁慶」の克服だ。ザックジャパンはホームで圧倒的な成績（１４勝４分け３敗）を残してきた半面、アウェー戦が苦手（５勝３分け３敗）。Ｗ杯本番までに克服したい問題で、指揮官は「アウェーでもしっかり主導権を握った試合をすること」を課題に掲げている。

　また今遠征は、これまで日本代表で出番の少なかった欧州組の生き残りを懸けたテストが兼ねられている。８、９月の代表戦からは青山→細貝、大迫→ハーフナー、工藤→乾の３人が入れ替わった。Ｗ杯メンバー入りを懸けたサバイバルはし烈だ。Ｗ杯でもオプションとなる３―４―３布陣の完成度を高められるかもポイント。ベースとなる４―２―３―１と試合の状況に応じて併用する方針で、試合内容に注目が集まる。