2ステージ制に疑問の声 新潟・柳下監督「若手が伸びない」

[ 2013年9月13日 14:51 ]

 Jリーグが15年からJ1を2ステージ制に変更し、ポストシーズン大会を実施すると決めたことを受け、J1新潟からは12日、疑問の声が相次いだ。

 方式変更を決めた11日のJ1・J2合同実行委員会に出席した田村貢社長(51)は「今のやり方が公平で分かりやすく、これが本来のやり方」と05年から続いている1シーズン制を支持。柳下正明監督(53)も「チームづくりが難しいところもあるし、あまりいいことではない」と話し、収入増をもくろむリーグに対し「単なる収入のためなら長続きしないのではないか」と苦言を呈した。

 2ステージ制になると1年を見据えた選手起用が難しくなる。柳下監督は「短期決戦になるのでチームを早く仕上げていかないといけないし、若手を長い目で見て使えなくなるので伸びていかない」という。また、第1ステージで不振だった場合に「お金があるチームは(補強で)選手を入れ替えてくる」と“格差拡大”の可能性にも言及した。2人が口をそろえたのは、観客動員や増収へ「もっと各クラブでやらなければならないことがある」という事実。J1を土曜に限定せず日曜開催を増やすほか、選手による学校訪問など地域に根付く地道な活動を続ける必要性を挙げた。

 田村社長は若手育成へナビスコ杯予選を23歳以下で戦う提案をしたことも明かし、「Jリーグも20年がたち、経済状況やスポーツに対する関心度も変わってきた。露出を増やすための投資になるのでは」と新方式に一定の理解も示した。2ステージ制は17日のJリーグ理事会で正式決定する。

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