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ガンバ快勝!トップ射程圏、次節は神戸との天王山だ!

[ 2013年5月4日 06:00 ]

<G大阪・岐阜>後半44分、平井(右)はジャンピングボレーシュートでゴールを決める

J2第12節 G大阪2―1岐阜

(5月3日 万博)
 いよいよトップが射程圏だ。J2第12節は11試合があり、G大阪はホームで岐阜に2―0と快勝した。G大阪は開幕からの不敗を12に伸ばし、次戦の神戸戦(6日)に勝てば今季初めて首位に立つ。首位の神戸はアウェーで福岡とスコアレスドロー。アウェーで札幌に勝った京都が5位に浮上した。

 首位奪取に王手だ。2位のG大阪は前後半に1点ずつを挙げ、最下位の岐阜に2―0で完勝。勝ち点差3で追う神戸との次戦の直接対決(6日、ノエスタ)に勝てば、今季初めて首位に立つ大きな勝ち点3を手にした。

 主将の遠藤は、首位攻防戦に「大事な一戦なのはみんな分かっている。相手も必死でくると思うので、入り方を注意しないといけない」と静かな闘志。中2日で迎えるだけに「良いコンディションで臨みたい。最後にトップにいることが大事ですが、早く立つのに越したことはないので」と頂点を視界にとらえた。

 殊勲の先制ゴールを挙げた阿部は「うまくトラップできたので、落ち着いて決められた」と7試合ぶりの先発起用に応える価値ある一発に笑顔。神戸が引き分けたことを試合前に知り、「余計に負けられないと思った。僕らは一試合一試合勝ち続けるだけ」と強烈なライバル心を見せた。

 J2で2位となる開幕から12戦連続負けなしで臨む序盤の大一番。長谷川監督は「黙っていてもやってくれると思っている」と選手への信頼を口にした。勢いづいた優勝候補の大本命が、リーチ一発で“定位置”をつかみとる。

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2013年5月4日のニュース