厳しい浦和の突破条件　次節勝って、全北が敗れれば２位通過

浦和―広州恒大　後半、勝ち越しゴールを決めた阿部（22）と喜ぶ槙野（５）、興梠（30）ら浦和イレブン

ＡＣＬ１次リーグＦ組 浦和３―２広州恒大

（4月24日 埼玉）
　勝ち点７でＦ組３位の浦和が１次リーグを突破するためには最終戦でムアントンに勝つことが最低条件となる。その上で勝ち点９の全北が同１０の広州恒大に敗れた場合のみ、２位での通過となる。

　広州恒大―全北が引き分けた場合は浦和と全北が勝ち点１０で並ぶが、直接対決の成績で浦和は全北に１分け１敗のため、規定により敗退。全北が勝って広州恒大が勝ち点１０のままでも、広州恒大との直接対決は得失点差で下回るために敗退となる。

　▼浦和・ペトロビッチ監督　必要なのは勝利だった。立ち上がりから、試合終了の笛が鳴るまでしっかり勝利を目指して戦ってくれた。選手とサポーターをたたえたい。

　▼広州恒大・マッダローニ・コーチ　非常に激しい試合だった。前半は好機が多かったが、後半は浦和が盛り返してきた。結果については納得している。