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INAC辛勝で堅首 シュート3本、響いた澤不在

[ 2013年4月22日 06:00 ]

<INAC神戸・伊賀FC>前半、先制ゴールを決め川澄(右)の祝福をうけるゴーベル・ヤネズ

なでしこL第5節 INAC神戸1―0伊賀

(4月21日 ノエスタ)
 なでしこL第5節4試合が各地で行われ、INAC神戸が辛勝で首位を守った。伊賀を1―0で退け開幕5連勝を飾ったものの、シュート数はわずかに3本。左ふくらはぎ筋挫傷で欠場したMF澤穂希(34)の穴を埋められなかった。日テレは岡山湯郷と0―0で引き分けた。

 INAC神戸は試合後、ピッチ上で珍しく円陣を組むと、川澄主将が「内容が全くない試合だった。メンバーや環境を考えたらただ勝つだけではダメ」と声を荒らげた。終始コンパクトにプレスをかけ続ける伊賀に対し、シュート数はわずか3本。唯一の決定機をFWゴーベルヤネズが決めて何とか逃げ切った。ベンチ入りからも外れた澤は既に左足で蹴り始めており、今週中にも段階を踏みながら合流予定。ただ次節(27日)でフル出場は難しいと見られる。無敗の仙台相手に辛勝の反省を生かせるか、真価が問われる。

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2013年4月22日のニュース