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バイエルンM 敵地で3発!CL1回戦でアーセナルに先勝

[ 2013年2月21日 06:00 ]

アウェーでアーセナルに勝利し喜ぶバイエルンMイレブン

欧州CL決勝トーナメント1回戦第1戦 バイエルン・ミュンヘン3-1アーセナル

(2月19日)
 欧州CL決勝トーナメント1回戦は2試合が19日に行われ、昨季準優勝のバイエルン・ミュンヘンは敵地でアーセナルに3―1で快勝し、準々決勝進出に大きく前進した。公式戦で19試合無敗と好調をキープ。一方のアーセナルは8季連続となる無冠が現実味を帯びてきた。

 相手サポーターの力ないブーイングは“諦めの声”だった。バイエルンMが敵地で3ゴールを奪う圧勝劇で、2季連続の8強へ大きく前進。ハインケス監督は「イングランドのチームにアウェーで、3―1で勝つなんて大成功だ。選手は最高のパフォーマンスを披露してくれた」と喜んだ。

 どちらがホームか分からない内容で、序盤から試合を支配した。前半7分、速攻で右サイドを崩し、ミュラーのクロスからクロースが先制ゴール。さらに同21分には右CKのこぼれ球をミュラーが押し込んだ。後半にCKから1点を返されたが、同32分に再び速攻から右サイドを崩してマンジュキッチがダメ押し弾。クロースは「相手はほとんど何もできなかった。失点がもったいなかった」と語った。

 昨年10月にレバークーゼンに負けてから、公式戦19戦負けなし。それを支えるのはチーム層の厚さだ。今季はクロアチア代表マンジュキッチ、スペイン代表ハビ・マルティネスらが加入し、ドイツ代表ゴメス、オランダ代表ロッベンですらベンチを温めることが多い。そのロッベンも「今年はいいチーム」と証言。昨季決勝で敗れたドイツの名門が見据えるのは、12季ぶりの欧州制覇だ。

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