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長友 右足首痛で欠場も…指揮官「リスクは負いたくない」

[ 2012年9月6日 06:00 ]

ザッケローニ監督と話をする日本代表の長友(左)

キリンチャレンジカップ2012 日本―UAE

(9月6日 新潟・東北電ス)
 右足首痛を抱えるDF長友佑都のUAE戦の出場は微妙な状況だ。この日はスパイクを履いたが、フィジカルトレ中心の別メニュー調整に終始。「状態は良くなっている。試合をできない状態ではない」と順調な回復を強調した上で「出るかどうかは監督が決めること」と判断を指揮官に託した。

 今合宿は11日のイラク戦で出場停止となる今野、栗原、内田の最終ライン3選手の招集が見送られた。UAE戦に長友を強行起用して患部の状態が悪化することだけは避けたいだけに、ザッケローニ監督は「リスクは負いたくない。100%でなければプレーさせない。試合当日の状態を見て決める」と慎重な姿勢だ。

 長友の起用を見送る場合は酒井高を左サイドに入れるか、駒野を左に回して酒井宏を右に入れる2パターンの可能性がある。指揮官は「間違いなく酒井が出る」と両サイドバックが同じ名字であることを利用して、起用法をはぐらかした。酒井高はドイツ人の母を持つため、ドイツ国内ではドイツ代表入りの待望論も浮上中。UAE戦で国際Aマッチデビューしても公式大会でないため、ドイツ代表入りの道は残るが「しっかり準備したい」と日本代表として結果を残す決意を示した。

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2012年9月6日のニュース