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“幻のゴール”に泣く…開催国ウクライナ敗退 イングランド首位通過

[ 2012年6月20日 06:30 ]

<イングランド1―0ウクライナ>決勝弾を決めたイングランド代表FWルーニー

欧州選手権グループD イングランド1―0ウクライナ

(6月19日)
 ポーランドとウクライナが共催するサッカーの欧州選手権は19日(日本時間20日)、グループD最終節の2試合が行われ、イングランドはウクライナを1―0で下し、スウェーデンがフランスに2―0で勝利した。この結果、イングランドが逆転でグループリーグ首位通過を果たし、フランスは2位で突破を決めた。
【スコア速報 グループD順位表】

 グループリーグを突破するために勝利が絶対条件のウクライナは、試合開始からが積極的にイングランドゴールに迫った。

 しかし、60%近いボール支配率で主導権を握り、16本のシュートを放つも決定力に欠けた。ノーゴールの判定だった後半17分のシーン。ビデオではゴールラインを割っているようにも見える“幻のゴール”だった。

 痛恨の失点と“幻のゴール”に泣いた開催国は、健闘を称える地元サポーターの大きな拍手と共に、大会を後にした。

 イングランドは劣勢ながら、試合巧者ぶりを発揮し守備陣がゴールを割らせなかった。2試合の出場停止が明けて復帰したルーニーが存在感を示し、決勝弾を決めたことも好材料。グループD首位通過のイングランドは24日に準々決勝でグループC2位イタリアと、2位フランスは23日に準々決勝でグループC1位スペインと対戦する。

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