大宮が鈴木監督解任　１５位低迷「現状では勝ち点５０は難しい」

解任された大宮の鈴木淳監督

　Ｊ１大宮は２９日、成績不振を理由に、鈴木淳監督（５０）を解任すると発表した。石井知幸ヘッドコーチ（４９）も退団。後任監督は未定で、当面は岡本武行ゼネラルマネジャー（４４）が監督代行を務める。

　大宮は第１３節を終えて４勝３分６敗の勝ち点１５で１５位と低迷。鈴木監督は１０年４月に監督に就任し、１０年は１２位、昨季は１３位だった。

　今回の監督交代について鈴木会長は「これまでボールポゼッションの魅力あるサッカーを展開してくれましたが、現状の成績では今シーズン勝点５０の目標達成は難しいと判断しました」と説明。鈴木監督は「ご期待に応えられずチームを後にすることが非常に残念」とコメントした。

　Ｊ１の監督交代はＧ大阪、川崎Ｆ、神戸、新潟に続き５クラブ目となる。