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U―23スペイン代表司令塔のティアゴ ケガで五輪欠場も

[ 2012年5月29日 06:00 ]

 ロンドン五輪1次リーグで日本と対戦するU―23スペイン代表候補のMFティアゴ・アルカンタラ(21)が右脛骨(けいこつ)の負傷で五輪を欠場する可能性が出てきた。A代表のデルボスケ監督が27日に明らかにした。

 今季バルセロナでリーグ戦27試合2得点の成績を残したティアゴは6月8日開幕の欧州選手権で代表入りの可能性もあったが、25日のスペイン国王杯決勝ビルバオ戦で患部を痛め、浮腫と診断された。復帰のめどは不明ながら、デルボスケ監督は「回復次第では五輪も危ぶまれる」と話した。

 ティアゴは94年W杯米国大会で優勝した元ブラジル代表MFマジーニョを父に持ち、ブラジル代表を蹴ってスペイン代表を選択。11年U―21欧州選手権では決勝スイス戦で得点するなど五輪出場権獲得に貢献した司令塔で、五輪欠場となればV候補スペインにとって大きな打撃となりそうだ。

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2012年5月29日のニュース