ＩＮＡＣ仲田　ヒュンメルとアドバイザリー契約

　ＩＮＡＣ神戸の新人でＵ―２０代表のＭＦ仲田歩夢（１８）がデンマークの有名スポーツブランド「ヒュンメル」とアドバイザリー契約を結ぶ方針であることが１０日、分かった。

　なでしこジャパンのメンバーでも個人契約を結んでいない選手がいる中、仲田の元には複数の打診があり、各メーカーのスパイクをテスト。その結果、手厚いケアを身上とする同社の態勢と、３年前から契約を結ぶＦＷ高瀬とともに「看板選手になって欲しい」という口説き文句が決め手になったようだ。飛躍が期待される仲田は４月上旬までのＵ―２０のフランス遠征では１得点の結果を残した。「フランス遠征で得点できたことは大きい。ＩＮＡＣでも少しでも長く出られるようにがんばりたい」とチームに貢献することをあらためて誓った。同じく新人のＦＷ京川、ＭＦ田中陽もそれぞれ別メーカーとの契約が間近。ルーキートリオが足元を固めて開幕戦に挑むことになりそうだ。