なでしこＬ４・１５開幕、王者ＩＮＡＣに追う日テレ＆浦和

　今季のなでしこリーグは４月１５日に開幕。大阪高槻の参戦で、計１０チームが１１月１１日の最終節まで熱戦を繰り広げる。

　本命は圧倒的な戦力で昨季リーグ戦を無敗で制したＩＮＡＣ神戸。なでしこジャパンの主力でもある川澄奈穂美、大野忍ら既存の戦力に加え、今オフには常盤木学園高から京川舞ら期待の若手の獲得にも成功。沢穂希の離脱は痛いが、それを補える戦力は確保している。問題は代表の日程などが重なり、チーム練習が不足している点。開幕までの１カ月でどう仕上げるかが鍵となる。

　対抗馬は日テレや浦和となる。日テレは阪口夢穂を獲得したほか、岩渕（リハビリ中）や有吉ら選手層は厚い。浦和も今オフにＵ―２０日本代表候補の猶本ら１０人の大型補強を敢行し、反撃態勢を整えた。吉本興業が運営に参画し、丸山を獲得した大阪高槻が台風の目になれるか注目が集まる。