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前座から単独に格上げ、全日本女子選手権“イブ決戦”に

[ 2012年3月16日 06:00 ]

 日本サッカー協会は15日、都内で理事会を開き、今季の全日本女子選手権の決勝を12月24日に開催することを決めた。同選手権はクラブ、大学、高校を含めた女子チームの日本一を決める大会として80年にスタート。04年度から昨季までは天皇杯決勝の前座として元日に行われてきたが、なでしこジャパン効果による女子人気の高騰を受けて単独開催に変更される。

 現在の女子サッカーの競技人口は約5万人。日本協会は15年までに30万人に増やす目標を掲げ、今季から高校総体競技に女子サッカーが加わるなど改編を進めている。田嶋副会長は「これまでは女子サッカーを少しでも多くの人に見てもらいたいと考え1月1日にしていたが、今は女子だけでも集客が期待できる」と説明。ロンドン五輪の結果次第ではさらなる人気上昇も見込めるだけに、注目のクリスマス・イブ決戦となりそうだ。

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2012年3月16日のニュース