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沢 ベンチでチームを鼓舞、来月の親善試合断念も…

[ 2012年3月16日 06:00 ]

<INAC神戸・高陽大教>沢(左)は若手にまじってベンチ入りする

日韓女子リーグチャンピオンシップ INAC神戸3-0高陽大教

(3月14日 ホームズ)
 良性発作性頭位めまい症で、14日にチームに合流したばかりの沢穂希はベンチからチームを鼓舞した。

 試合前のアップ中には京川に「アップが足りないけど、バテちゃうよ」と笑顔でアドバイスを送る場面もあったが、ピッチで体を動かすことは一切なかった。

 視察に訪れたなでしこジャパンの佐々木則夫監督は、4月上旬に米国とブラジルと対戦する国際親善試合には招集せずに治療に専念させる考えをを示唆した。「招集することを前提としているが、無理をしなくても(五輪まで)まだ時間はあるので」と説明した。

 INAC神戸の星川監督は「肉体的なケガは(復帰を)予想できるけれど、今回はできないので一日一日変化を見ながら考える」と早期の復帰には慎重な姿勢。4月15日のリーグ戦開幕に間に合わない可能性も出てきた。

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2012年3月16日のニュース