Ｋリーグ蔚山の家長　浦和との練習試合で好クロス供給！

　サッカーのスペイン１部リーグ、マジョルカから韓国Ｋリーグの蔚山に期限付き移籍したＭＦ家長昭博（２５）が１７日、鹿児島県指宿市でＪ１浦和との練習試合に出場し、好クロスを供給するなど随所に光るプレーを見せた。家長は「ここで結果を残したい」と新天地での活躍を誓った。

　家長はＧ大阪から昨年１月、マジョルカに移籍したものの、今季途中まででリーグ戦１８試合の出場にとどまった。出場機会を求めて韓国への移籍を決断。欧州からはレベルが落ちる格好だが「しっかりやっていけば、これが正解だと思ってもらえるはず」と周囲の目は気にしていない。

　蔚山への移籍は１年間。「もう一度という気持ちはある。最初に志した気持ちは変わらない」と、再び欧州へ舞い戻る決意を口にした。アジア・チャンピオンズリーグ（ＡＣＬ）に出場する蔚山は、１次リーグでＦＣ東京と同じ組に入っている。