ザック監督“必勝３カ条”！決戦へ修正点確認

＜日本代表・練習＞真剣な表情で関塚コーチ（左）と話すザッケローニ監督

日本代表合宿

（10月3日）
　ザッケローニ監督は練習後、報道陣に囲まれると、タジキスタン戦に向けた重要な予行演習となる７日のベトナム戦のテーマとして「（プレー）スピード」、「（攻守の）バランス」、「（選手の）距離感」の３つのポイントを挙げた。

　９月２日の北朝鮮戦（○１―０）、同６日のウズベキスタン戦（△１―１）では予想外の苦戦を強いられた。北朝鮮戦では引いた相手をなかなか崩せなかった。ウズベキスタン戦ではＤＦラインがずるずる下がって防戦一方になる時間帯もあった。その原因を３つのポイントに集約。修正することで万全の状態に仕上げる構想なのだ。

　この日の練習では３―４―３を徹底指導。ベトナム戦で試すことも十分に考えられる。関係者によると、練習前のミーティングでも「あくまでも一番重要なのはタジキスタン戦だ」と力説。最大限の準備を整えてタジキスタン戦に臨む方針だ。