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清武 W杯絶対出る!!シ烈中盤争いに殴り込み

[ 2011年8月26日 06:00 ]

<日本代表メンバー発表>24日・横浜戦で、負傷した左膝をテーピングで固めた清武

W杯アジア3次予選日本代表メンバー発表

 日本サッカー協会は25日、W杯アジア3次予選の北朝鮮戦(9月2日、埼玉)とウズベキスタン戦(同6日、タシケント)に臨む日本代表メンバー23人を発表し、10日の韓国戦で2アシストのA代表デビューを飾ったFW清武弘嗣(21=C大阪)が選出された。24日の横浜戦で痛めた左ヒザは軽症と判明。層の厚い中盤争いに殴り込みをかける。海外組は12人がメンバー入りした。

 14年ブラジルW杯へ通じる千里の道のりの第一歩。ザックジャパンのジョーカーとして期待される清武は、元気な姿で周囲の不安を一掃した。

 「(痛みは)試合の一瞬だけですし、全然、大丈夫です。検査?何も問題なかった」

 前日24日の横浜戦後半に左ヒザを痛めて途中交代。ピッチから担架で運び出され心配されたものの、帰阪後、大阪市内の病院でMRI検査。軽症と判明した。C大阪の梶野強化部長は「特に異常はなかった。次のゲームを出ることができれば(代表へ)送り出す」と説明。次節28日の浦和戦(長居)でピッチに立てれば、そのままA代表に合流する。

 同世代の存在も活力になる。U-22代表でチームメートのFW原口が今回、初招集。「刺激にはなります。元気はJリーグでも点を取っているし、驚きはないです」。リーグ8得点の20歳の勢いを認めた上で、“先輩”として負けない存在感を発揮する。

 「今はA代表に入っているので、(2日)北朝鮮戦に集中したい。精いっぱい、自分の持てる力を出したい。いい流れをオリンピック予選に持っていけるようにしたい」

 9月中旬には、アジア最終予選が控えるU-22代表に招集される公算が強い。ただ、一戦、一戦を全力で乗り切るスタンスに変わりはない。「しっかりと勝って、絶対にW杯に出たい」と決意を口にした。

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2011年8月26日のニュース