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「マツと一緒に闘う」松本山雅主催でお別れ会

[ 2011年8月26日 20:16 ]

 練習中に倒れ、34歳で亡くなったサッカー元日本代表の松田直樹さんのお別れ会が26日、所属していたJFL松本山雅主催で長野県松本市の総合球技場アルウィンで開かれ、集まった約3200人のサポーターやチーム関係者が別れを告げた。

 同僚の須藤右介選手は「いなくて不安だけど、マツさんは一緒に闘ってくれる」とあいさつ。木島良輔選手は「マツさんのためJ2に昇格したい」と力強く語った。

 姉の真紀さんはサポーターに向け「みなさんの声や思いは直樹に届いていると思います。J2に行ってください」と激励した。

 会場入り口には献花台が設けられ、使用していたスパイクやユニホームを展示。ピッチには写真パネルや、付けていた背番号3が記された巨大な旗が置かれた。

 長野県塩尻市の会社員加藤健一さん(42)は「チームにもサポーターにもとけ込んできたところだったのに…」と早過ぎる死を惜しんでいた。

 松田さんの葬儀・告別式は、出身地の群馬県桐生市で9日に営まれた。

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2011年8月26日のニュース