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出場停止明けの亜土夢 先発復帰へ猛アピール

[ 2011年8月26日 12:31 ]

練習試合で2ゴールを決め、広島戦での先発復帰をアピールするMF田中亜土夢

 新潟のMF田中亜土夢(23)が、27日のアウェー広島戦での先発復帰へ猛アピールした。24日のホーム大宮戦は出場停止だった田中は25日、聖籠町のクラブハウスで行われた大産大との練習試合に前半だけ出場して2得点を挙げた。

 前半27分にFKを直接決めると、同30分にはゴール前に詰めてFW川又堅碁(21)のシュートのこぼれ球をそのまま流し込んだ。今季、右サイドハーフのレギュラーをつかみつつある田中は「得点という形でアピールできた」と満足そうだったが、大宮戦で先発したMF藤田征也(24)も好調。黒崎久志監督(43)は「点を決めているし、悪くない。ただ、次はスタートかどうかはまだ分からない」とうれしい悩みを口にした。

 <三門 シュート精度「高める」>0―0で引き分けた大宮戦から一夜明け、主力は新潟市内のプールでリカバリートレーニングを行った。後半27分に放ったシュートが相手GKにゴールライン上で抑えられ、得点が認められなかったMF三門雄大(24)は「勝てなかったけど内容は悪くなかった」と振り返った。「自分もそうだけど(シュートを)決める精度を全員で高めていかないと」と広島戦へ決意をにじませた。

 <鈴木&高徳 U―22選出に気合>U―22日本代表候補合宿(29~31日、鳥栖)メンバーにDF鈴木大輔(21)とDF酒井高徳(20)が選出された。鈴木は「最終予選が近いので、チームとしてしっかり勝ち上がれるような準備をしなければいけない。自分から積極的に声を出してプレーしていきます」とDFリーダーの自覚十分。酒井高は「(五輪アジア最終予選前)最後の合宿なので、試合に出られるよう短い期間でアピールしたい」と意気込んだ。

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2011年8月26日のニュース