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ベンゲル監督ホッ!アーセナル、14季連続本戦出場

[ 2011年8月26日 06:00 ]

欧州CL・PO第2戦 アーセナル2―1ウディネーゼ

(8月24日)
 欧州CLのプレーオフ第2戦の5試合が24日に行われ、アーセナルは敵地でウディネーゼに2―1で逆転勝ちし、2戦合計3―1で本大会出場を決めた。FW宮市は遠征メンバーを外れた。リヨンなども勝ち進んで出場32チームが出そろった。

 アーセナルは苦しみながらも14季連続の本大会出場を決めた。セスク・ファブレガスとナスリの主力移籍に故障者続出の中、1点を追う後半に新たなけん引役と期待されるファンペルシーとウォルコットの両FWが得点し、GKシュチェスニーのPK阻止もあって逆転。国内リーグでも1分け1敗と出遅れていたベンゲル監督は「今回はかつてないほど敗退に近づいた。現実になっていたら、ひどいことになっただろう」と息をついた。

 ≪日本人5人出場の可能性も≫宮市のアーセナルが本大会出場を決め、今季は日本人5人にCL出場の可能性が出てきた。2季ぶりのMF本田(CSKAモスクワ)に2季連続のDF長友(インテル・ミラノ)、初出場のMF香川(ドルトムント)にMF宇佐美(バイエルンM)が頂点を狙う。日本人の同一シーズン出場は01~02年のMF稲本(アーセナル)とMF小野(フェイエノールト)を皮切りに5度あるが、3人以上は初。ドルトムントは昨季ドイツ王者ながら過去5年の欧州カップ戦成績が反映されるシード分けでポイントが低く第4シードになった。

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2011年8月26日のニュース