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代役司令塔に19歳 C大阪・扇原が初先発!

[ 2011年8月17日 06:00 ]

 C大阪のU-22日本代表DF扇原貴宏(19)が、17日のアウェー・鹿島戦でプロ初先発に抜てきされることが濃厚となった。

 不動の司令塔であるMFマルチネス(30)が右ひざ痛で遠征に帯同せず。この日、大阪市内での最終調整後、レヴィー・クルピ監督は「代わりは扇原。マルチネスに特徴が似ているから影響は少ないでしょう。ミスを恐れることなく、勇気を持って彼らしさを出してほしい」と起用を明言した。扇原も「パスのリズムをつくったりするのが得意なので、攻撃を組み立てることができたら。シンプルに自分らしくやりたい」とチャンスに意欲を見せた。

 ルーキーイヤーの10年は右腓骨病的骨折の手術を受けた影響もあり、公式戦未出場。厳しいリハビリを乗り越え、迎えた2年目の今季は5月3日のACL・アレマ戦(インドネシア)でデビューを飾ったが、リーグでは17日の鹿島戦が初出場となる。日本代表MF清武も「タカはボールを回せるし、セレッソでも1、2番を争うくらい気持ちが強い」と太鼓判を押す逸材。ここから敵地3連戦が続くセレッソ。前回の7月31日ホームでの対戦では逆転負けを喫しただけに、フレッシュなイケメン19歳が流れを変える働きで勝利を引き寄せる。

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2011年8月17日のニュース