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大逆転V再び!小笠原「残り試合全勝」誓う

[ 2011年8月17日 06:00 ]

大逆転Vへ残り試合全勝をノルマに挙げた鹿島MF小笠原

 J1は17日、ACLのため未消化だった鹿島―C大阪、G大阪―名古屋の2試合を行う。鹿島は勝てば9位から6位に浮上する重要な一戦。逆転優勝に向け、MF小笠原満男(32)は「次の試合に勝てば何位になるとかは考えない。残り試合全勝することしか考えていない。キーワードは残り試合全勝です」と残り14試合全勝を宣言した。

 残り14試合に全勝すれば、勝ち点は70まで伸び、リーグ戦が18チームになった05年以降の優勝チームの平均勝ち点67・5(05年G大阪=60、06年浦和=72、07年鹿島=72、08年鹿島=63、09年鹿島=66、10年名古屋=72)を上回る。現在、首位・名古屋との勝ち点差は14。07年に終盤の9連勝で浦和との最大勝ち点差11をひっくり返して優勝した鹿島にとっては、まだ射程圏内といえる。

 チームは一時は16位に沈むなど開幕から低迷を続けたが、今季初の3連勝中と調子は上向き。今回の3連勝は7月31日のC大阪戦から始まっており、さらに勢いづくためには格好の相手だ。C大阪をホームで返り討ちにして、大逆転劇の序章にする。

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2011年8月17日のニュース